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潟響NOW |
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定期演奏会プログラムにて好評連載 |
第82回定演プログラム(2008年6月22日)
「新潟〜。はい、燕三条に来ましたよ。ほい、湯沢、越後湯沢!新潟〜、新潟に戻りました…。富山!富山は県外!上越新幹線では行けません!」
潟響(がたきょう)の練習風景である。演奏している曲は、ハイドンの作曲による交響曲第104番「ロンドン」の第2楽章。御声の主は、指揮の松沼俊彦先生。富山?上越新幹線?ロンドンちゃうんか?そういえば,この前は八戸がどうとか言っていたぞ…?練習室は,無数の無言のハテナに包まれた。しかし説明を関いて、理解、納得。そして徐々に音楽変わり始めた。ほうら、ここは八丈島。
松沼先生には、今期から2年間ご指導いただけることとなった。選曲に関してご意見を伺ったところ、基本的におまかせだが,一曲ハイドンの交響曲を入れて欲しいとの事であった。我々のトレーニングの題材としてである。ハイドンの交響曲を演奏会で取りあげるのは、アマチュアにとっては勇気がいる。ごまかしがきかず、粗が露呈しやす、飽きずに聴かせるのが難しいからである。そのせいもあってか、潟響の75年を超える歴史の中で、定期演奏会でハイドンの交響曲を演奏したのは、1960-70年代に3度あるきりである(第94番「驚愕」を2回、第100番「軍隊」を1回)。今回の選曲にあたり、マエストロからは92番以降偶数番が良いだろうとの推薦をいたたいた。その中から我々は、ハイドンの最後の交響曲となる104番を選んだ。「のだめカンターピレ」ファンであれぱ、干秋真一がプラティニ国際指揮者コンクールの一次予選でこの名曲を指揮し、好評を博したことをご存知だろう。
さて、おっかなびっくり練習か始まったが、やはりハイドンは難しかった。楽譜に記してある音符を「音」にすることは出来たとしても、それだけでは「音楽」にはならない。これはもちろん、どのような曲でも同じことであるが、「音」と「音楽」の間に横たわる細くて深い溝の、その圧倒的な存在を、とくに痛切に意識させられる。この溝を埋めるには何が必要か。様々な答えがあるだろうが、我々のレベルでは、ますはとにかく,調性音楽の基本的ルールをきちんと理解するところから始めなさい、というのが松沼先生のメッセージのようである。そして実は、それを分かりやすく解説してくださったのが,冒頭の上越新幹線なのである。新潟がホームグラウンド、すなわち主題の調。そこから新幹線に乗って、近くや遠くに遊びに行っては帰って来るを繰り返すが、突如、遠く富山に出張に命ぜられて意表を突かれる。曲の進行にあわせた、和声の機能の解説になっている。
「ほいっ、新潟〜。でも今度は嵐」今日の本番では、このような解脱は聞こえてこないだろうが、我々のハイドンの演奏に、皆様か少しでも「音楽」を感じていただける瞬間があるとすれば,それは上越新幹線、ではなく、それに乗って毎週はるばる指導に来てくださるマエストロの、おかげである。
さて、数週問後の練習。「(世界の)ナベアツー!!!」
ブラ一ムスの交響曲第4番、第3楽章である。お笑い芸人の”世界のナベアツ”とは、さて、その心は?おわかりになった方には、次の定期演奏会のペア・チケットを(私のボケットマネーから)差し上げます。アンケートの余白にてご回答下さい。お名前とご住所をお忘れなく。 (Ksklt)
第80回定演プログラム(2007年6月17日)
アンケートより
新潟交響楽団の近況をお伝えする潟響NOWのコーナーです。私、「生協の白石さん」ならぬ「潟響の白石」が、定期演奏会のアンケート|こて皆様からお寄せいただいたご意見|こ回答さしあげる形式で,お送りいたします。
「プログラムの生協の白石さんのパクリのコーナーがとてもよかったです。」
「潟響の白石さんが面白かったです。またやってください。」
好評につき、また登場してしまいました。前回とは担当者が替わっていますが legatoに引き継いでおります。ところで、前回もお伝えしましたとおり、「白石」
はペンネームですから出演者リストを探しても無駄です。「白井氏」の変換ミス ではありません。探さないで下さい。
「(チケットが)安価で良いですね。」
ありがとうこざいます。アマチュアにもかかわらず、おこがましくも有料にさせていただいている以上、最低でも価格に見合った、いや、それ以上の演奏を提供したいと思っております。でも、演奏の価値の評価って難しいですよね。そこで試しに、前売自由席判金の1000円で、何が買えるか考えてみました。まず、亀田は万平菓子舗の銘菓「ティラミス大福」が7つ買えます。冷たくて、甘くて、ふわっとして もちっとして・・絶品ですよね,ポッポ焼きなら30本。白山公園を散歩しながら、みんなで熱々をほくほくと。むむむ・・潟響は分が悪いか・・。いえ、負けずに頑張ります!ところで、今日も昔も定演当日の団員のお昼ごはんは、三新軒の駅弁「鮭の焼漬弁当」。こちらも1000円でお釣りが来ます。新幹線で東京に行くとさによく食べます。その時は本番前の緊張した空気を、つい思い出します。
それはさておき、アマチュアオーケストラの運営費をどのように賄うかは大きな問題です。財政状況の悪化に伴い、議論の末、今年度から団員か月々支払う団費が値上げされました。しかしその際、チケットの値上げについては話題にも上りませんでした。これからもとうぞ潟響をごひいきに。
「指揮者の姿勢(まじめさ等)に好感か持てた。」
「指揮者がお気に入りです。当分がんぱって欲しい。」
「この指揮者は大変良い。楽団の技術も大進歩。」
「指揮の方は大変熱い情熱をお持ちの方とお見受けしました。」
船橋先生の音楽に対する情熱や真摯な姿勢は、もちろん我々はよく知っていますが それが聴衆の皆様にも伝わっていることに驚きました。一期一会の演奏会本番で、自分の音楽|こ対する思いをきちんと表現される船橋先生の棒も凄いですし,それを鋭敏に感じ取られる皆様の耳も凄い。
私たちも船橋先生が大好さて、ご多忙のところ無理を言い、2年間の約束でご指導いただいております。昨年は、メインプログラムとしてチャイコフスキーの4番とドポルザークの9番を演奏しました。今回は、潟響80回目の定期演奏会にして、初めてブルックナーを取り上げます。そしていよいよ次回の定期演奏会にて、この2年間の成果の集大成を披露いたします。ぜひ、聴きにいらして下さい。
「指揮者の方をみていると、「不当に人間て面白いなあ」と感じられました。」
??? このようなアンケートを読んでいると、「本当に人間ておもしろいなあ」と感じられます。
「(ドポルザークの新世界を)蒲原平野の夕景を思いうかぺながら聴きました。とても 新潟にマッチしていました。」
アメリカ大陸は中西部の荒野をイメージして演奏しました。砂漠やサボテンやカウボーイです。潟やチューリップや田植えのおじさんとは、ずいぷん違いますね。やや複雑な気分ではありますが、でもやはり,我々の演奏でイメージを膨らませてい
ただいたというのは大変光栄なことで、演奏家冥利につきます。ありがとうございます。
「となりの人の香水のにおいがきつくてまいった。」
体臭がきついよりは艮いかもしれません。しかし、どうしても音楽に集中できないようでしたら、ティッシュで鼻栓をてみてはどうでしょう。小さく丸めれぱ目立ちませんし,仮に鼻の穴から少しばかりはみ出ても、客席は暗いですから大丈夫だと思います。ただ、興奮してブラポーと叫ばれる際|こ、ポーンと飛ばないように気をつけてください。香水より迷惑です。
「毎回アンコールを楽しみにしてます。」
私は毎回アルコールルを楽しみ|こしています。打ち上げのビール・日本酒・紹興酒で、ホップ・ステップ・ジャンプ。翌日月曜日に有給休暇を取る団員もいるとか。もちろん、酒の肴は皆さんからいただいたばかりの、取れ取れびちぴちのアンケート。今日も、ぜひ何か書いていってください。

79回定演プログラム(2006年11月12日)
潟響の白石さん
演奏会の曲目を決める際に、 生誕〜周年などにあたる作曲家の曲を採用することがある。 今回は、 ショスタコービッチが生誕100年にあたり、 『祝典序曲』 の登場となった。 吹奏楽などでもおなじみの曲だと思うので、 ブラス関係者にも楽しんでいただければ幸いである。
さて、 「生誕〜年」 ということになると、 なんと言ってもモーツァルトである。 今年は、 モーツァルトの生誕250年にあたり、 東京交響楽団がオールモーツァルトプログラムを新潟に持ってきたことは、 記憶に新しい。 我が潟響はというと、 前回の定期演奏会で、 歌劇 『魔笛』 序曲を取り上げた。 おそらく、 モーツァルトファンにはこれだけでは物足りないだろう。 1曲だけ、 それも序曲では。
実は、 一部メンバーはこっそりと9月にモーツァルトを心ゆくまで演奏することになった。 五十嵐瑠美子洋舞踊研究所の創立50周年の公演に賛助出演し、 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』、 それに1楽章だけではあるが、 交響曲第25番と第40番、 はては、 オーケストラ編曲版の 『トルコ行進曲』 (あの有名なピアノソナタの第3楽章) まで演奏して、 華やかなバレエの公演のお手伝いをしてきた。
上で 「一部メンバー」 と書いたのだが、 県民会館のオーケストラ・ピットに入るという都合上、 人数を絞らなければならなかった訳だが、 理由はそれだけではなく、 そもそもモーツァルトの曲を演奏する際には、 楽器編成の関係から舞台にのることができる団員が限られてしまう。 何しろ、 モーツァルトの有名な交響曲にはオーボエがいらない曲、 クラリネットがいらない曲まであるし、 トロンボーンにとっては絶望的な選曲となる。 プロならばいざ知らず、 舞台に出ることが第一の目的であるアマチュアにとっては、 演奏する際の難しさも含めて、 モーツァルトは実は鬼門なのである。 毎回、 アンケートの希望の曲に 「モーツァルト」 の名前を見いだし、 実は、 心を痛めていた。 取り上げられない... そこで、 今回は、 この場をお借りしてそうしたアンケートに寄せられた希望や疑問に、 一気に答えてしまおうと思う。 題して 「潟響の白石さん」
【潟響への質問・意見、 要望】 またモーツァルトをやって下さい。
【潟響からのお答え】 ごめんなさい。 上に書いた理由から、 なかなか難しいかと思われます。
マーラーやショスタコービッチといった大曲に挑戦できるだけのメンバーをそろえ、 挑戦もしてきた潟響は、 モーツァルトとは相性が悪くなってしまいました。
室内楽の演奏会などでモーツァルトを取り上げたりすることもあるかもしれませんので、 そちらにもどうぞ足をお運び下さい。 [担当] 白石
【潟響への質問・意見、 要望】 バイオリンが少ないな〜といつも思う。
【潟響からのお答え】 そうですね。 私たちも、 バイオリンは、 今の 「倍おらん」 といけないだろうと感じる今日この頃ですが、
おやじギャグなんか言っている場合ではありませんね。 逆に言えば、 他の弦楽器の充実ぶりが、 それを際だたせているのかもしれません。
それと県民性でしょうか? 我が潟響の場合、 「私は裏にまわって弾きます」 「おいらはオケを下から支えるぜ」 という方が多いようです。 バイオリン奏者、
募集します! [担当] 白石
【潟響への質問・意見、 要望】 まん中のよい席が指定席として広くとられてましたが、 もう少しせまくてもよいのではないでしょうか。
1時前から並んでいる一般客についても、 大事に考えていただきたいと思います。
【潟響からのお答え】 これはなかなか難しい問題です。 よい席を取るために早くから来て並ぶ、 お気持ちはよく分かります。
りゅーとぴあのように館内で並ぶことができる場合はよいのですが、 外で並ばなければならない場合、 雨が降ったらどうするのか、 そういうことを考えて、
並ばなくてもよい席が取れるようにと指定席制度を導入いたしました。 勿論、 指定席と自由席の配分については、 色々考えるべきことも残されていると思われますので、
また、 皆様からご意見を頂戴し、 改善をはかっていきたいと思います。[担当] 白石
【潟響への質問・意見、 要望】 3年前のマーラーの交響曲第5番の演奏はプロ並みに良かった。 その時のホルンの女性、 うまいと思ったが、 その後、
どうしてホルンに入ってないのか? 【潟響からのお答え】 お褒めいただきありがとうございます。 さて、 そのホルンの団員個人のことはさておき、
これがアマチュア楽団が抱えている最大の問題と言えましょう。 勿論、 プロのオーケストラでも団員の移籍はあるのでしょうが、 アマチュアの場合、
オーケストラ活動はあくまでも従であり、 仕事や家庭の問題がどうしても優先されます。 一番多いのは、 転勤で、 それまで中心メンバーとして活躍していた団員が、
仕事の都合で新潟を離れると大きな穴があいてしまいます。 それで毎年、 転勤シーズンの3月はびくびくものです。
もう一つ多いのは、 結婚や出産といった家庭の都合、 最近では、 女性のみならず、 男性でもこうした理由による休団があるのは、 時代の流れですね、 あっ、
男性自身が出産する訳ではありませんが。 時代の流れもまだそこまでは行っていないようで。
という訳で、 我々としても、 残念ではあるのですが、 ご指摘の団員も個人的な事情でやむを得ず団を離れているとご理解下さい。 [担当] 白石
いかがだったでしょうか? 尚、 白石さんは、 あくまでもペンネームですので、 団員の名簿から名前を探してもおりません。 白井の誤植ではございません。 こうした欄がお役に立てるようなら 「また登場してもよい」 と申しております。
